無駄な支出を減らす
資産運用を行うにあたって、「純利益(収入−支出)」が大切になってきます。
ただ、純利益(収入−支出)を確保するにはどうしたら良いのでしょうか?
まず考えられるのは収入を増やすことですが、これは一部の人を除いてすぐに成果を出せる人は多くはないでしょう。
一方、支出を減らすことは誰にでもできることです。無駄な支出を減らし十分な利益を確保することなら比較的簡単に始められると思います。
つまり
50万円の収入に対して、60万円の支出であれば、マイナス10万。
50万円の収入に対して、50万円の支出であれば、プラスマイナス0。
50万円の収入に対して、40万円の支出であれば、プラス10万。
このように収入は増えなくても、支出を減らしていくことができれば、どんどんとお金を貯めることができます。
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理想の家計割合・プロポーション
20代で知っておきたいお金のことによると、手取り年収における理想の家計プロポーションは以下の通りになっています。
項目 | 割合 |
---|---|
固定費(家賃、保険料) | 30% |
変動費(食費、交際費、etc) | 30% |
教育費・自己投資(自分、もしくは子供への投資) | 20% |
貯金・投資 | 20% |
家計の出費について、何にいくらくらい使えば妥当なのか判断がつかない時には、こちらの数字を参考にしてみるのも良いかもしれません。
支出を減らすなら費用対効果が高いものを選ぶ
支出を減らそうと考えているときに注意しなければいけないのは、小さいところをチマチマ改善するのでは効率が悪いということです。
つまりお酒やタバコ、娯楽費を削っても費用対効果は思っているほど高くはなりません。
そこで家計の支出に大きく関わっている「3大要素」と言われている
住宅費
生命保険
自動車関連費
から改善していくのがもっとも効率的と言えます。