自動車の維持費について
無駄な支出を減らすためには、住宅費と保険費用とを抑える必要があります。その他に、節約の効果が高いと言われているのが自動車関連の費用です。
車の購入費
ガソリン代
車検代
パーツ代
駐車場代
自動車保険費
自動車税
整備費
など、利用状況や環境によって幅がありますが、自動車に掛かる年間コストはおよそ50〜80万円くらいと言われています。
例えば車体が200万円の車を購入して、10年間維持した場合、200万円+80万円×10年=1000万円かかることになります。なお、車の維持費の約5分の1が税金として掛かると言われています。
この金額はかなりの負担ではないでしょうか。10〜20代の若者の車離れはある意味、正しい行動なのかもしれません。
実際、車を所有していも週末しか乗らない、いわゆるサンデードライバーの人は、自動車を利用する時間は8時間/月とも言われています。
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車を持たないという選択肢
交通機関が不便な地域では、車がないと生活できないという場合があります。しかし、都心や交通機関が整備されている場合には、自動車を所有しないという選択肢もあります。
どうしても、自動車を使わなければいけないときは、タクシーやレンタカー、あるいはシェアカーなどを活用してみてはどうでしょうか?
年間50万円分のタクシーやレンタカーが利用できることを考えれば、自動車を維持するより経済的になるかもしれません。
また、どうしても車を所有したい人は、自分の車を使用しない間は、借りたい人にシェアできる「CaFoRe(カフォレ)」などのサービスを活用するのも良いかもしれません。
自動車保険を節約する
自動車保険は大きく分類すると「自賠責保険」と「任意保険」の2種類に分けることができます。
自賠責保険というのは車を保有するすべての人に加入が義務付けられている保険のことです。加入が義務付けられていることもあって、自賠責保険は保険料が安くなっています。
その反面、補償される範囲や金額が必要最低限となっています。そのため大きな事故が発生してしまった場合などには、心もとない保険になっています。
そこで自賠責保険でカバーできない分を補うために、多くのドライバーが加入することになるのが任意保険です。ドラーバーの任意保険の加入率は、ここ最近でいうとおよそ80%程度の水準となっています。
任意保険は、自賠責保険に比べると割高になることが多くなっています。少しでも保険料を節約するためには、ネットを活用して、補償内容が充実している&低価格の保険を選択するのが望ましいと言えます。
ちょっと面倒ではあっても、保険の見直しは必ず行っておくべきでしょう。