貯蓄・投機・資産運用の違い
貯蓄・投機・資産運用の違いについて確認をしておきましょう。
貯蓄
預ける期間に応じて、若干の金利が発生する。
期間:特になし。
投機
ゼロサムゲーム(儲かった人と損した人のプラスマイナスの総和がゼロ。パイの奪い合い)。
期間:短期。
資産運用
プラスサムゲーム(儲かった人と損した人のプラスマイナスの総和がプラス。市場や企業の成長とともに利益を享受する)。
期間:長期。
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投機と資産運用の違いに注意する
「貯蓄」については説明する必要はないと思います。ここで注意したいのは「投機」「資産運用」の違いです。
「投機」とは、読んで字のごとく、機に投じるということです。つまり投資タイミングが重要になってきます。
市場価格の上がり下がりで利鞘を儲けることになるので、価格が大きく変動するほど投機の対象として向いていることになります。
ただし、変動が大きい分、儲かるときは大きいですが、損するときも大きくなる傾向があります。そのためリスク管理が大変になりコストや手間が多くかかります。
短期間で成果を求めるプロの投資家などはこの手法を駆使して利益を追求します。
一方、「資産運用」はあまり短期での成果は気にせず、5年や10年単位で利益を追求していきます。
コストや時間などを極力少なくすることができ、リスクをコントロールする方法を学ぶことにより、ストレスもあまりかかることがないので長期的に継続することができる手法です。
目指すのは資産運用
私たちが目指すのはこの「資産運用」になります。
確かに「資産運用」でも絶対に資産を増やしていけるという保証はありません。
しかし、実践しながらいろいろな知識や方法を学んでいくうちに、お金を扱うスキルは格段に高められます。
また、一度慣れてしまえば、他の投資手法とは違い、投資効率が高いという利点があります。