複利の力を利用する
「資産×運用利回り」を考える上で、複利の力はとても重要になってきます。
あのアルバート・アインシュタインは、複利について、「人類最大の数学的発見」とまで言っています。
では実際に、複利がどのくらいすごいのか確認してみましょう。
前提条件
A:毎月10万円ずつタンス預金
B:毎月10万円ずつ定期預金(金利1.00%)
C:毎月10万円ずつ投資して運用(利回り5.00%)
D:毎月10万円ずつ投資して運用(利回り10.00%)
この条件で30年間運用すると、どのような結果になると思いますか?
30年後の運用結果
A:3600万円
B:4193万円
C:8155万円
D:2億643万円
いかかでしょうか?
総投資額はすべて同じですが、運用利回りが数%違うだけで30年後の資産形成に大きな差が出たことが分かると思います。
これが複利の力の威力なのです。この力を使わない手はありません。
逆に借金してお金を借りた場合、この複利の力はプラスではなくマイナスの力として私たちのお金を容赦なく奪っていきますので注意が必要です。
複利の力は資産運用にプラスに働くように使わなければなりません。