もはや資産運用は必須の時代!
これからは、好き嫌いに関わらず、多くの人にとって資産運用がますます重要になってきます。
銀行に預金をするだけではリスクであることは説明しました。リスクを取らないことが、かえってリスクを招くことに繋がります。
また最近では、金融システムにも様々な変化が起こってきています。
その1つの例として2012年に多くの企業が採用している確定給付型年金が廃止され、確定拠出型年金(通称:日本版401k)に移行されます。
これにより、今まで企業が年金運用のリスクを取っていたものを、私たち個人が運用のリスクを取ることになります。
つまり、自分の年金は自分が責任を持って守っていかなければならないということを意味します。
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確定給付型年金と確定拠出型年金の違い
項目 | 確定給付型年金 | 確定拠出型年金 |
---|---|---|
給付額 | あらかじめ確定 | 運用次第で変動 |
運用リスク | 企業が負担 | 従業員が負担 |
残高状況 | 確認は困難 | 確認できる |
運用方法 | 変更不可 | 変更可能 |
転職時の移換 | 困難 | できる |
また、何かと問題になっている公的年金も、将来いくらもらえるか分かりません。最悪の場合、廃止されてしまう可能性だってあるのです。
貰えたらラッキーぐらいの気持ちでいた方が、精神衛生上良いかもしれません。
もはや、会社や国はあてにせず、資産運用のリスクを自分で管理するという発想が必要になっています。